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2016年9月22日 (木)

行くところがある、会う人がいる、することがある

 この標語は「シニアネット仙台」 や石巻の「うめばたけ」 で掲げられているものだ。この二つはつながりのある運動なのだろう。
 
 シニアライフを生き生きとしたものにする条件はたしかにこれだと思う。
 
 現役時代はこの3条件が常に満たされていたのだ。引退するとそのすべてを失う。(主婦にはこの問題はないかもしれないが)。シニアは引退後この3条件を再構築しなければならないのだ。そうでないと引きこもり老人になってしまう。仙台や石巻の活動はその再構築を支援するのだろう。
 
 Yの生活にはこれら3条件がまったく欠落している。
 
  Yは主婦時代から引き継いだ「いくところ、会う人、すること」がほとんどない。現在のYはいつも私の行動にくっついて動いているだけの状態におかれている。私と行動を共にする案件がないときは、何もすることがない。 荷物の整理をしているか、ペットの相手をしているか、だ。主体的におこなう社会生活がない。何とかそういう場を作ってやりたいと思っている。3Aサークルもそういう意図で始めたのだが、Yは参加を拒んだ。ただし、Yは「役に立ちたい」という希望は持っている。
 
 上記の「することがある」は二つに分けて考えたい。
 
 一つは、スポーツ、歌、習い事、創作など、何かをやることを楽しみ、その上達や自己実現を楽しむ「すること」だ。
 
 もう一つは、ボランティアや実務などで、「役に立っている、頼られている」、ということに生きがいを感じる「すること」だ。
 
 Yが持ちたがっているのは、後者の「役に立っている、頼られている」の感覚だ。それにつながる「すること」を求めているのだ。
 
 残念ながら、Yに何かを実行する役割を与えても、もうそれを全うすることは能力的に難しい。結局、失敗して本人も落ち込んでしまう。
 
 任務を与えることなく、「役に立っている、期待されている」という感覚を持たせられないものかと、介護サービスの方々とも知恵をしぼっているところだ。

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