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2016年9月 3日 (土)

ケトン体とは


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  前の記事で書いた「ケトン体」について説明しておく。

 
  食物は消化・分解されて小さな単位となって、血液に入り、細胞に運ばれる。糖質、例えばジャガイモ、を食べれば消化・分解によりブドウ糖という小さな単位となって血液に入り細胞に運ばれ、エネルギー源となる。タンパク質の場合は分解されてアミノ酸になる。

  脂質が分解されてできるものの一つがケトン体である。ケトン体も血液に乗って細胞に運ばれてエネルギー源となる。

  ケトン体として重要なのは下記の二つである。
  ・ βヒドロキシ酪酸(Beta Hydroxy Butyrate: BHB)
  ・ アセト酢酸(Acetoacetate: AcAc) 
この二つは名前は似ていないが化学構造はよく似ている。アセト酢酸に水素原子を二つつけたらβヒドロキシ酪酸になる。

  脳には、やたらな物質が血液から脳細胞に入らないように管理している関所(脳血液関門)があるが、ケトン体はこの関所を通過できる。つまり、血液中のケトン体を増やせば脳細胞に届きエネルギー源となる。

  血液中のβヒドロキシ酪酸(BHB)の量を測定する測定器が売られている。私はこれでココナッツオイルがケトン体を増やす効果を測定している。この測定器や測定結果については別の記事で述べる。

蛇足: 化学科卒として気になるので記しておくが、BHBの構造式を見る限り化学的には「ケトン」ではない。アセト酢酸のほうは正しく「ケトン」である。生理的作用が近いので「ケトン体」としてくくったのだろう。

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