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2016年10月11日 (火)

ココナツオイルやMCTオイルで認知症は治るのか


にほんブログ村   ココナツオイルやMCTオイルで認知症は治るのか。そうではないと思っている。

 
  ケトン切れで素の姿になったときのYの症状は徐々に進行していると感じている。
 
  ケトン体は、アルツハイマー病で蝕まれた脳に生き残っている細胞を活性化させるのだと思っている。アルツハイマーの進行を止めるものではないだろう。蝕まれた部分は徐々に増えていくが、残っている部分を活性化すればかなり症状は改善でき、人間らしい生活が維持できるのだと思う。介護者の負担も軽くなる。
 
  事実、ケトン値が0.1の時のYと0.3の時のYでは、私の心の負担(ストレス)は全然違う。
 
  しかし、やがては進む脳の損傷に耐えられなくなる時が来るのだろう。
 
  メアリーニューポートの2冊目の(未邦訳)には彼女の夫のその後のことが書かれている。
 
   「アルツハイマー患者の3分の1は、発作(seizure)を起こすに至る。残念ながらスチーブもその一人だった。ココナツオイルを摂り始めて5年後のことだった。
 
   彼は最終的にはアルツハイマーとの戦いに敗れるかもしれないが、彼はかつて、病の急降下スパイラルから(ココナツオイルにより)急転回して地獄の淵を抜け出したのだ。
 
   彼は病気の道を2~3年後戻りし、生活の質を高めた。彼自身、妻である私、介護協力者、そして家族の生活の質が高まったのだ。それを望まないものがあろうか。」
 
   ここに書かれている「生活の質」については下記のような記述がある。
 
  「生気が戻り、混迷が減り、彼の人柄が戻り、冗談を言うようになり、表情が豊かになり、手の震えはなくなった。思考がまとまるようになり、会話への参加が増えた、歩き方がしっかりし、走ることすらできた、本も読めるようになった、記憶力も回復し、数時間前に読んだ本の内容を話してくれることすらできた」
 
  発作という最終局面に至る寸前まで「生活の質」を維持できたのだ。
 
  Yにはこれほどまでの効果は出ていない(飲めるオイルの量が全然違う)が、「生活の質」が上がってることは間違いない。最究極面の寸前までそれが維持できることが、今望みうるベストのものだと思っている。それがたとえ数年間のことであっても、75歳の我々の余命のなかで占める割合は大きいのだ。
 
追記: Mary Newport のFaceBookによれば、彼女の夫Steveは2014年の春に発作を起こしたが、回復して在宅介護に戻り、2015年の春には65歳の誕生日を祝い(Happy Birthday と言われて満面の笑みを浮かべた)、2016年の1月に亡くなった。(彼は若年性アルツハイマーだった)
 
Steveは症状が急降下しつつあった2008年の5月からココナツオイルを摂りはじめ、目覚ましい改善を示していた。それから発作の起きる2014年の春まで、6年の時が稼げたことになる。(私の解釈では)アルツハイマーに脳を徐々に侵食されながらも、生き残った細胞にケトンエ体ネルギーを供給することで6年間「生活の質」が保てていたのだ。進行の早い若年性アルツハイマーでもこうだったのだから、一般のアルツハイマーではもっと時間が稼げるかもしれない。
 

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