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2016年11月21日 (月)

食後血糖値


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 「空腹時血糖値なんか測っても、何もわかりませんよ、食後血糖値を見なくちゃ」。医者のこの一言が始まりだった。(今回は、Yのことではなく、私自身についての記事です) 

  かかりつけの医院の定休日に風邪をひいて、はじめての医院に行った。既往症を聞かれて、最近糖尿病だと言われたこと、および空腹時血糖値を告げた。その時に上のように言われたのだった。
 
  「食後血糖値?なんじゃそれは」ということで、いろいろWEB検索をした。一番参考になったのはカステラさんの「カーボカウントな日々」というブログだった。そのブログで、血糖値を自分で測る機器があることも知った。早速購入(Abbott社のFreeStyle Freedom)。
 
  計ってみると、たしかに自分の食後血糖値は高い。おにぎり1個で200を超える(下図)。
 

Photo_3

  正常な人は140を超えることはない。自分が(2型)糖尿病であることを納得した。この図のような高血糖の時に、糖がタンパク質を変性させる。それにより、毛細血管が傷み、腎臓や網膜に障害が出る。 グラフの下の面積を小さくするような食べ方をする必要がある。
 
  それ以来、何をどのくらい食べたら食後血糖値がどうなるか、測定しまくった。今では、大体予想がつくようになった。時々検証のために実測してみるが、予想は大体当たっている。食後血糖値が170を越さないことを目標に食べている。
 
  でも誘惑に負けて、食べすぎて血糖値を上げてしまうこともある。そういう時はどうするか。散歩だ。30分の散歩で血糖値は劇的に下がる。100は下がる。(下図)
 

Photo_4

  この図の時はパエリアを食べすぎた。油でコメがくるまれていたせいか、食後2時間たってピークが出ている。普通はもっと早く、30分から1時間目にピークになる。そこにぶつけるように歩くのが効果的だ。
 
  血糖値を上げるのは糖だけだ、ということは3年にわたる測定結果でもはっきりしている。深夜にワインを飲んでチーズやナッツを食べすぎても血糖値は上がらない。方や、午後のおやつにケーキをつまむと、三度の食事と同じくらいの山が出る。間食は血糖値的には主食並みなのだ。食後血糖値を170以下にするということは要するに糖質を減らすとういうことだ。
 
  そういうことをやって、糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cはほぼ正常値に戻った。
でも、糖尿病が治ったわけではない。糖を食べれば血糖値は跳ね上がる。
 
  そういう意味では、病院の糖尿病食はおかしなものだ。糖質(ご飯)の量が多い。今年、心臓の手術で入院した時も糖尿病食が出た。試しに食べて食後血糖値を計ってみたが、軽く200を超えてしまう。2食目からはご飯には手を付けなかった。あれで糖尿病が良くなるとは思えない。
 
  いわゆる糖尿病食の指導を受けたこともある。総カロリーを抑えるというもので、守るのがとても難しい。しかも、守らなくても体に感じるフィードバックがない。やる気が起きない。
 
  一方、糖質制限の方は、糖質以外は食べ放題でもいいので、続けやすい。また、食後血糖値には、自分の行為がビンビンと反省される。努力も手抜きもバカ正直に反映される。これがやる気につながる。続けられる。
 
  冒頭の医者の言葉もよくわかる。空腹時血糖値を測ったのではこの食後血糖値の山が全く見えないのだ。
 
  血糖値の自己測定の下地があったことが、現在のケトン値測定にもつながっている。測定器もやはりAbbott社のものだ(PrecisionNeo)。測定結果が見えることにより、いろいろと改善できたり、継続できたりしている点も同じだ。
 
  ちなみに、Yには1型、2型の糖尿病はない。つまり食後血糖値を測っても140を超えていることはない。しかし3型糖尿病にはなっているのだ。Maryの本にも、1型、2型の糖尿病がなくても3型糖尿病になることはあると書いてある。
 
 
 

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