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2017年1月22日 (日)

アルツハイマー新薬開発の失敗(読売2017.1.22)


にほんブログ村  今朝の読売にアルツハイマー治療薬の記事が出ていました。

  まずは、米国のイーライリリー社が新薬「ソラネズマブ」の開発を断念したという話です。これは昨年報じられていたので、目新しい話ではありません。
 
  これはある仮設に基づいた新薬でした。アルツハイマー患者では脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積し、続いてタウタンパク質が蓄積して、脳が委縮します。これらのタンパク質を除去すれば認知症が治るのではないか、という仮説に基づいた新薬でした。
 
  残念ながら、この仮説に基づいた新薬は、今までのところすべて失敗しています。
 
  目下のところ、アルツハイマーを治す薬は一つもありません。あるのは症状を一時的に緩和したり、進行を遅延させる薬だけです。
 
  Yが飲んでいるレミニールは生き残っている脳細胞の働きを高めるもので、一時的に機能が高ることはあっても、進行を止めるわけではありません。Yが飲んでいるもう一つの薬メマリーも、脳細胞の損傷の進行を抑えて、アルツハイマーの進行を抑えようという薬です。悪くなったところを健全な状態に戻すものではありませんし、進行を抑えると言っても、止めるわけではなく、少し進行を遅らせるだけです。
 
  (このブログのテーマとしているココナツオイル(MaryOil)ケトン体も、残った神経を活性化するだけなので、レミニールと同じ限界があります。)
 
  記事によれば、それでも、下記の薬が開発・臨床試験中とのことです。一つでも、根本的治療につながる薬が出るといいのですが。(Yには多分もう間に合わないのが残念です)。
  ・ アデュカヌマプ(米バイオジェンす社)
  ・ ベルベセスタット(米メルク社)
  ・ ガンテネルマブ(スイス・ロス社)
  ・ AZD3293(米イーライリリー社)

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