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2017年1月 7日 (土)

家族も失踪を咎めませんでした


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  前の記事にも書きましたが、2日にYが失踪して、その日、家に集まっていた息子や娘と手分けして探し回る事態にりました。
 
  Yはバスに乗って、終点のJR駅まで行き、デパートの化粧品売り場で化粧品を買い、ス-パーでミカンとケーキを買っていました。レジで立ち往生しているところを息子が見つけて連れ帰りました。(その間、娘は逆方向のバスの終点付近をさがしに行っていました)。
 
  化粧品売り場の資生堂には、前からYの事情を話して対応していただいている店員さんがいます。今回もその方が対応してくれたたらしく、前回と同じ商品を買っていました。何らかのコミュニケーションはできたということです。(この日、朝のケトン値は0.0に落ちていましたが、ココナツオイル(MaryOil)を呑んだ後だったので、多少調子の戻った時間帯ではありました)。
 
  スーパーの買い物も、今日集まる孫たちのために、と買ったものでしょう。
 
  息子とともに、Yはにこやかに帰宅しました。息子もYの失踪を咎めずに、穏やかに接してくれたのだと思いました。ほかの家族も同様に接してくれたので、Yは自分が何か事件を起こしたとか失敗したという意識は持たずに済んだと思います。むしろ、皆のために買い物をしてきたという達成感を味わったでしょう。その後も普通に集まりに入っていました。
 
  (間違いを自覚させて、次の行動の改善を期待する、というアプローチは発育期の子供には有効でも、学習能力が期待できない認知症患者には無益というより、むしろ有害だと思っています。単に落ち込ませたり、反抗的な反応を引き出すだけです。ことあるごとに非難・叱責されて暗い気持ちで日々を過ごしている認知症の人も多いのです)。
 
  家族の心得たYへの接し方を内心うれしく思った1日でした。

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