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2017年2月22日 (水)

糖質制限+フェルガード+ココナツオイルの治療例


にほんブログ村  「鹿児島認知症ブログ」に上記の治療例が出ていました。

  いつも読ませていただいている上記ブログに、「糖質制限+フェルガード+ココナツオイルで2年間フォローしてきた軽度認知機能障害(MCI)の方」という記事がアップされました。
 
  50歳ですから、若年性認知症に進む可能性のある人です。今のところ、良好な結果を得られているようです。
 
  YはもうMCI(Mild Cognitive Impairment)の段階を通り過ぎていますが、処方は似ているので、この記事が目につきました。糖質制限はYもやっています。フェルガードはYが飲んでいるANM176と同等品です。ココナツオイルもYは呑んでいます(MCTオイルと混ぜたMaryOilとしてですが)。
 
  しかし、記事を読むと違いもありました。
 
1.糖質制限の目的が違います。
 
  Yの場合はケトン体質にするための断糖ですが、上記の例では、糖質の過剰摂取に起因するアミロイドβの蓄積を防止するためだと書かれています。
 
2.ココナツオイルの量が少ない。
 
  ココナツオイルを大匙に1.5杯、1日に1回飲まれています。これだと、ケトン値が上昇している時間は1日に3時間ほどに限定されます。昼に飲まれているので夕方に少し効果が出る程度でしょう。
 
  但し、MaryNewportの本に出ている事例でも、このような間歇的な飲み方でも効果が出ている例がありますので、MCIの段階では、ケトン値が常時高くなくても効果があるのかもしれません。
 
  日本の臨床医がココナツオイルを使った、と書かれたのを見たのは、実は、これが初めてです。(理論として書かれたものはあります
 
  ココナツオイルが認知症に効くという話はエピソード的にはたくさんあっても、統計学的に実証したデータはないので、医学界ではまだ認められていません。まだ民間療法扱いです。従って、お医者様も例として扱いにくいところがあるのでしょう。
 
  効果が米国で正式に認められるには、Rondomaized Double Blind Clinical Test という試験が必要で、それが数年がかりで進められているとMaryの本には書いてありますが、その結果が出たという話はまだ聞いていいません。
 
  Maryは、そんなテストを待たなくても、効果があることは確かなのだから、ココナツオイルをすぐ使うべきだ。ペニシリンだって、そんなテストなしに普及したではないか、と言っています。でも、これは無理でしょうね。訴訟の多い米国で、効果が正式に確認されていない治療法を使って、訴えられたら医者に勝ち目はないでしょう。怖くて使えないはずです。
 
  日本は、もう少し緩いでしょうから、日本で、臨床的に実用性を検証されて、服用量や、服用間隔についてもう少し、掘り下げられれば、と思います。今は、ケトン値も容易に測定できるようになっているわけですから。
 
 
 

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