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2017年6月 2日 (金)

この1年の変化: 介護サービスへのなじみ


にほんブログ村  小規模多機能型居宅介護支援サービスを受け始めて1年強になります。

  受け始めたのには二つの理由がありました。
 
  一つは、Yの主治医から、「夫婦の会話だけではいけない。他人との会話を増やせ。デイサービスに行け。」と指導されたことでした。
 
  もう一つは、昨年の5月に私が心臓の治療で入院することになっていて、その間の介護態勢を整えておく必要があったことでした。
 
  昨年の今頃は訪問サービスを受けていました。Yをデイサービスに行かせるのは無理だと思ったからです。Yのプライドが許さなかったでしょう。
 
  訪問サービスも、Yの介護のためではなく、私の料理の手間を省くためだ、つまり、私のために来てもらっているのだ、という体裁をとりました。Yの介護のためだと言えば、イヤダ、と言うはずだったからです。
 
  私の入院は何とかその形で乗り切りました。
 
  その後も、週に2回夕方に来ていただいて、料理をしながら、Yと会話をしたり、Yを散歩に連れ出したりしてもらいました。
 
  しかし、Yは、訪問介護を嫌がるようになりました。「私、あの人たちが来るのは嫌い」と言い始め、その日を苦痛にするようになりました。結局、訪問介護はやめました。
 
  次に試みたのは、Yを別の理由で、介護ステーションに連れて行くことでした。老人の生活実態の定期的ヒアリングに協力してくれ、と区の人からYに言ってもらい、そのヒアリングを介護ステーションで行う、という形をとりました。
 
  Yは数回はこれに応じたのですが、これも「行かない」と言いはじめてしまいました。
 
  別の方法をとることにしました。私が、介護ステーションでボランティアを行い、その間、Yもついてきて、私の仕事が終わるのを待つという体裁にしました。とにかく、何らかの方法で、デイサービスの場に慣れてほしかったのです。
 
  これは何とか続きました。(時には、Yに同行を拒まれて、私一人で、行くこともありましたが)。
 
  最初は、施設まで行っても、建物に入ることを拒んでいたYもだんだん、抵抗感が薄れてきました。施設の方々が出てきて上手に建物内に誘導してくれます。
 
 
  私の風邪や入院、Yの不調などで、ここ一か月ほどは私のボランティアは休んでいました。今週、久しぶりに行くことにして、その朝、「今日はボランティアに行くから、また一緒に行こう」と言ったら、「イヤ。行かない。勝手に行ってらっしゃい」とニベもありませんでした。
 
  しかし、時間になり、「行くよ」と声をかけたら、すんなりついてきました。でも、着いたところが施設と分かると、なかなか車から出ませんでした。が、施設の方が上手に建物の中に誘導してくれました。
 
  ケアマネージャも6月から新しい方にかわると言うことで、その方と相談し、デイサービスの利用を試みることにしました。Yと施設の方々の間にある程度のなじみもできたからです。
 
  来週の8日(木)に試みます。「遊びに来てください」と迎えに来た車に、Yが乗ってくれるかどうか、わかりませんが、とにかくやってみようと決めました。
 
  こうやって、振り返ると、あの手この手を使いながらの1年を経て、Yもかなり、施設への抵抗感が薄れました。「あの仲間に入ることはプライドが許さない」という感じもほぼなくなっていると思います。
 
  また、この1年のYの認知症の進行も感じます。プライドが邪魔をしなくなってきているのもその一つです。また、「なぜ私がこの施設に来ているのか」という理由へのこだわりが薄れているのも症状の進行のせいでしょう。
 
  苦にせずにデイサービスに行ってくれるようになり、いろいろな人との会話が増えれば、Yにもまたいい刺激になるだろうと期待しています。
 
 
 

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