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2017年9月11日 (月)

Yの仕事を取り上げない


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  Yがおぼつかない手つきで梨をむいていたので、私が引き取ってむいたのですが、Yは食べませんでした。Yは食べたいのではなくて、むきたかったのだと気づきました。
 
  認知症の治療に有効なのは、社会的役割を持たせることだ、とよく書かれています。
  かなり症状が進んだ今のYにとっても、自分の役割というものは依然として必要なのだと感じます。

  しかし、Yがやれば失敗するからと言って、やることを制止したり取り上げがちになります。かつてYの城だった台所は私が取りあげてしまいました。

  そうやっていると、Yは何もやることがなくなります。

  それはまずいだろうと思って、Yが何かやろうとするときはなるべく、邪魔しないでやらせることにしてきました。いろいろな無駄には目をつぶり、しかし、危険がないようにそっと目は配っています。
 
  食事のあとの、食器下げ。(半分は、洗面所に運んでしまうのですが)
 
  食器洗い。(後でこっそり洗いなおしますが・・・昨日は洗い桶の食器にカーディガンが混じってました)

  料理の真似事。(刻まれたり、料理(?)された食材を捨てることになりますが)
 
  整理整頓。(いろいろなものが行方不明になったり、汚れものが持ち込まれたりしますが)
 
 (本当は、これらのことをやらせたうえで、「ありがとう」と言うべきなのでしょうが、まだそこまでは達観できません。)
 
  このように、なるべくYにやらせるつもりでいても、今日は、Yがやっていた梨の皮むきに、つい私が手を出してしまったわけです。食べたいのではなく、むきたかったのですね。
 
  後で思えば、私がYから梨を取り上げて剥き始めたとき、Yはあきらめとも苦笑いともつかぬ表情をしていました。「また止められた」と感じたのでしょう。

  ・・・と反省の記です。

 
 

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